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石鹸は合成化学物質?!


まずは、化学物質と合成化学物質は全くの別物だということです。しかし、人によっては、「石鹸は化学物質によってできるから合成化学物質だ」と強弁される人もいますが、石鹸が合成化学物質と同じであるというのは「品種改良と遺伝子組み換えは同じ」というような味噌糞的であまりにも飛躍した論調です。又、事実を誤認させるような説明のウェブサイトも散見されるのでインターネットの情報には注意が必要です。
 

化学物質とは

元素や化合物が結びついてできた物質のことを化学物質と呼びます。


化合物とは

2種類以上の元素が化学反応によって結びついた物質のこと。
たとえば、酸素や水といった物質が化合物です。
水や酸素も化学反応によってできた化合物であり化学物質です。又、このような定義により有機栽培のオリーブオイル(油脂)であっても、グリセリンと脂肪酸によってできた化合物と呼ぶこともできるのです。

単純な化学物質

化学反応によってできる物は自然界にも身近にも無数に存在します。たとえば、豆腐はカルボン酸(大豆)と塩化マグネシウム(にがり)を化学反応させてつくりますが、石鹸も油脂(エステル)をアルカリ(水酸化K又はNa)で化学反応(鹸化)させると簡単にできてしまう程の単純な化学物質です。このように混ぜ合わせただけの単純な化学反応でできる石鹸は合成化学物質とは呼びません。 植物でたとえると単純に掛け合わせるだけの「品種改良」といったところでしょうか。


合成化学物質とは

人工的に物質の分子構造を組み換えてつくりだす物質のこと。
合成洗剤に代表される合成洗剤界面活性剤は自然界には存在しない物質です。 
植物でたとえると「遺伝子組み換え」のようなイメージです。
そもそも、「合成」という言葉は、合成写真、合成皮革、合成繊維などの意味を考えればわかるように、単純に混ぜ合わせるという意味ではないのです。
 


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