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35年に亘る基礎研究
記憶にあるのは、私(アセント石鹸 代表)が幼い頃の石鹸と言えば、皆さんが馴染みのある固形石鹸ではなく、ジェル状の「カリ石鹸」です。カリ石鹸に囲まれた生活といえば、少し大袈裟ですが、食器もカリ石鹸で洗っていたのです。当時のカリ石鹸はピュアポタッシュとは違い、強烈な高級脂肪酸臭を放っており、ひどい臭いでした。そんなカリ石鹸を使わなくてはいけない悲しい物語がありました。 私が生まれた頃の我が家では、洗剤やシャンプー等の合成界面活性剤が使われる普通の家庭でした。又、母は手荒れがひどい専業主婦の代名詞のような主婦湿疹で皮膚科に通っていました。 皮膚科で薬を塗ってもらっても主婦湿疹は一向に改善せず、ますます酷くなりました。そのうち指紋もなくなり、象の皮膚のように硬くカサカサになって、手のひらがパックリ割れている状態でした。 このような状況から当時、大手製薬会社の研究員として勤務していた父は「有害化学物質が原因ではないか?」 と推察し、台所洗剤からシャンプー、洗濯洗剤まで家中のあらゆる合成洗剤を排除し、全てをカリ石鹸に変えたところ皮膚科に通っても治らなかった主婦湿疹は回復し、しばらくして完治しました。 それ以来、父は母のために無添加のカリ石鹸を自宅でつくるようになり、我が家では石鹸が固形ではなくジェル状のカリ石鹸になったという訳です。
(固形石鹸ではなく、なぜジェル状のカリ石鹸にしたのか?これが非常に重要なのです。) |