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Macrobiotic 1月号(2008) 特集「カリ石鹸」 PDF


 

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インナードライ(内部乾燥)


インナードライとは

  

 内部が乾燥している状態のことを、いわゆるインナードライといいます。肌の表面は皮脂でベタついている(テカテカする)のに、肌の内部だけが乾燥してる状態です。この状態を乾燥性脂性肌といいますが、肌の内部が乾燥することで皮脂を大量に分泌するよう指令が出て肌の表面に皮脂膜を張り、水分の蒸散をブロックしようとする自己防衛システムが働いている状態です。
 


インナードライの原因

  

 すべての結果には原因があります。原因がわからなければ根本的に解決することはできません。まずはインナードライに陥る原因を知ることが大切です。
  

 肌の表面はラップ1枚程度の薄い表皮があります。その表皮の上には皮脂腺から分泌される皮脂によって皮脂膜が張られ、肌内部の水分蒸散を防いぐと同時に肌の内部にアレルゲンや細菌が侵入しないように皮膚にはバリア機能が備わっています。しかし、バリア機能が低下していると、肌内部の水分が蒸散してインナードライに陥ります。



 もう一つの原因が化粧品や洗顔料に乳化剤や洗浄剤として入っている合成界面活性剤によるインナードライの弊害です。

  1. 皮膚炎によるバリア機能の低下
  2. 洗顔料やシャンプーやクレンジングによる皮脂膜の洗い流しによるバリア機能の低下
  3. お湯による皮脂膜の消失によるバリア機能の低下
  4. 合成界面活性剤によるインナードライの弊害

インナードライの解決法

  1. 皮膚炎は治療することが必要です。皮膚炎が治れば自然とバリア機能も回復します。
  2. 脱脂力が強い洗顔料やシャンプーをお使いの場合は石鹸に変えることで解決します。石鹸は脱脂力を自動でコントロールする性能が備わっています。
  3. 食器をお湯で洗うと油汚れが落ちやすいのと同じように、お湯は皮脂膜を取り去ってしまいます。洗顔やシャンプーは必ず体温以下の温度の(35〜36℃)ぬるま湯か常温の水で洗うことで解決します。又、インナードライとは関係ありませんが、冬場の冷たい水で洗うことは肌にとっては良くないため厳禁です。
  4. 100%天然由来のオーガニック化粧品にも合成界面活性剤が使用されている場合があるため、一筋縄では解決しません。オーガニック化粧品や洗顔料を使っているのに何故かインナードライになってしまう方は、何が合成界面活性剤なのかを知る必要があります。又、合成界面活性剤の弊害によってインナードライが引き起される仕組みを知ることも大切です。