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カリ石鹸


 弊社のカリ石鹸“ピュアポタッシュ™”は、局方カリ石鹸をベースに約50年前から研究が始められ、三十余年に亘る基礎研究により、局方のクオリティはそのままにコールドプロセス製法と同等レベルに酸化を抑えた独自の製法を開発し、1999年に「ピュアポタッシュ™ スキンケアソープ」が誕生しました。一般的に市販される石鹸との決定的な違いは、局方に準拠した特殊な釜焚き製法であることですが、肌のセンシティブな人が化粧石鹸として普段使いできるカリ石鹸を目指してつくられました。

 又、すべての原料は食用で、原料油脂はオーガニック等の食用グレードとし、高度な無添加を目指した極めて純粋な高品質カリ石鹸です。

 「局方」とは「日本薬局方」の略称ですが、 日本薬局方は医薬品の純度や品質基準などの製法が厳格に定められております。又、局方カリ石鹸の原料は大豆油を用いますが、オリーブ油からも作られ、用途として「湿疹を含む皮膚疾患に補助的に用いる」と解説にあります(局方第十改正)。又、効果効能は「局所に適用し刺激を緩和させる。潰瘍・創面を保護し乾燥を防止する」というものです。このカリ石鹸は固形石鹸とは違い基本特性としてエモリエント効果を有します。
 

 以上のように局方カリ石鹸は約130年以上前から皮膚科で皮膚の治療に用いられる医薬品として扱われてきましたので、医薬部外品の薬用石鹸とは根本的に別物であり品質や性能も別格です。又、局方カリ石鹸は非常に低刺激で皮膚に浸透しない性質により、唯一体内洗浄が可能な特殊な石鹸であり、その安全性や性能は高く評価されています。又、非常に温和なことから現在でも産婦人科で重宝されるところもあり、日本薬局方に則った釜焚き法でつくられたカリ石鹸は、皮膚にとって最良の製法とされています。


 

カリ石鹸の歴史


 カリ石鹸は、世界最古の都市国家とされるシュメール文明では既に使用されており、石鹸の使い方が楔形文字で記された紀元前3000年頃の粘土板が遺物として出土しております。又、この古代の石鹸は固形ではなく、ピュアポタッシュ™ と同じカリ石鹸でした。

 ラテン語で石鹸をsapoというのは、古代ローマ時代(紀元前1000年頃)のサポーの丘伝説に由来します。サポーの丘で神に供える羊の肉を焼いた時の木灰(カリウム)と羊の油(油脂)が雨水によって偶然に混ざり合い、自然に鹸化(化学反応)が起こり、自然発生的に出来た「泡立った不思議な土」を、当時の人がセレンディピティ的に偶然発見したという伝説です。

 いずれにしても、カリ石鹸は偶然にできてしまうほど非常にシンプルな素材の組み合わせで出来ていて、古代の人々の生活に利用されていたということです。ちなみに、日本では徳川家康の遺品にカリ石鹸が入った壷があることが知られています。

 又、ピュアポタッシュ™ も古代のカリ石鹸と同様に、油脂を苛性カリで鹸化しただけの非常にシンプルな製法で、どんな添加物も一切不使用で製造されるため、素材の力がそのまま性能につながります。それは、一切の誤魔化しがきかないということでもあります。尚、5千年以上に亘り使い続けられてきたカリ石鹸の安全性は歴史によって証明されているといっても過言ではありません。 


 

固形石鹸と性能の比較

カリ石鹸と固形石鹸ではイオン化傾向※により基本特性が異なります。

カリ石鹸

 

固形石鹸

苛性カリ
原料アルカリ
苛性ソーダ
大きい
イオン化傾向
小さい
大きい
石鹸分子の大きさ
小さい
ほとんど浸透しない
浸透性
若干浸透する
短時間
すすぎ時間
若干長い
ほとんど残留しない
肌への残留性
残留しやすい
角質が柔らかくなる
肌へのはたらき
特にない

疑似皮脂膜として
バリア機能を再生する

バリア機能の
再生

バリア機能を再生するが
非常に弱い

環境性
良い
容器が必要
運搬性
非常に良い

※イオン化傾向は中学2年生の理科の授業で学びますが、簡単には水溶液中に電子を放出して陽イオンになりやすいことです。

<固形石鹸>
固形石鹸のメリットは運搬性の良さと製造や保管の手軽さにありますが、製造の利便性を優先して原料に苛性ソーダを用いたデメリットとしては、石鹸分子の大きさが比較的小さいため、肌に石鹸成分が残りやすく、洗った後は時間をかけて十分に濯ぐ必要があります。時間をかけて濯げば石鹸成分は肌に残留しないため問題ありませんが、濯ぎに時間をかけた分だけ肌に手を擦ることや水道水中の塩素が肌に負担をかけてしまうジレンマに悩まされます。濯ぎ残しがあると肌が乾燥し、肌トラブルの原因になり注意が必要です。昭和の頃のように固形石鹸で洗髪する人は少ないとは思いますが、洗髪ですすぎ残しがあると石鹸成分が毛穴に残留し抜け髪を引き起こすと、髪の毛が禿る原因にもなりかねませんので、気合を入れて十分に濯ぐ必要があります。

<カリ石鹸>
カリ石鹸は石鹸分子が比較的大きいため、肌への浸透もほとんどなく、驚くほど濯ぎ時間が短縮できるので、水道水中の塩素に曝される時間が短く、肌にやさしいだけでなく節水にもなります。デメリットとしては、カリ石鹸を入れる容器が必要なのでコスト面では、固形石鹸に比べると割高になることです。

<結論>
石鹸は肌の状態や目的に応じて、価格の安さで固形石鹸にするのか、肌にやさしい高性能なカリ石鹸にするのかを選べばよいと思います。
 

洗うだけでバリア機能を再生


カリ石鹸(ピュアポタッシュ)で洗浄すると加水分解された脂肪酸は遊離脂肪酸を生じます。すなわち、洗うだけで肌本来のバリア(皮脂膜)と同じ生体成分である脂肪酸膜を再生するということです。固形石鹸も加水分解すると遊離脂肪酸を生じるのですが非常に弱いためバリア機能はありません。一方、ピュアポタッシュ™はイオン化傾向が高いため、肌本来のバリア(皮脂膜)と同じ機能を有し、疑似皮脂膜とも呼ばれます。この疑似皮脂膜はアトピー性皮膚炎のように皮膚のバリア機能が低下した人の場合でも、疑似皮脂膜がバリア機能を再生し、有害細菌等のアレルゲンから自己治癒力を妨げることなく皮膚を保護すると同時に水分蒸散もブロックしてくれます。保湿に関しては水分蒸散を防ぐだけではなく、原料油脂由来のグリセリンやオリーブスクワレン等がNMF(天然保湿因子)を増強することで保湿効果が期待できるため皮膚の乾燥を防ぎ「しみ」「しわ」の発生を抑制することにつながります。

 

 

カリ石鹸のスーパーメカニズム


 あまり知られていませんが、カリ石鹸(ピュアポタッシュ)は驚くほど高度な洗浄メカニズムを持っています。 石鹸成分には、汚れを取り込む他に、カリウムイオンが皮脂の遊離脂肪酸と結合して皮脂由来の石鹸がつくられます。また、一部イオン化して弱酸性物質「遊離脂肪酸」となり、洗浄力を次第に低下させ必要以上に脱脂することから防いでいます。ピュアポタッシュは洗浄力が強く汚れを良く落とすのに不思議と肌にやさしいという理由です。さらに、この遊離脂肪酸は本来の皮脂と同じ生体成分であり、皮脂の代わりを担う代替皮脂膜となって、アレルゲンや有害細菌の侵入を防ぎ、肌の水分蒸散さえも防ぐバリアの役目を果たします。このバリアの下では、皮膚常在菌(善玉菌)が代替皮脂膜を栄養源として取り入れて活発になり、代わりに弱酸性のリパーゼ(酵素)を出すのです。これが肌を弱酸性にする秘密です。弱酸性の洗浄剤や化学合成品には絶対に真似の出来ないスーパーメカニズムです。合成界面活性剤のような弊害は一切ありません。
 

 ピュアポタッシュは、洗うだけで自然な弱酸性のバリア(生体成分)を再生します。肌も弱アルカリ性の石鹸に相性が良く、さらに善玉菌にもやさしいので、弱酸性の洗浄剤よりはるかに早いスピードで活性化します。

 

 

皮膚常在菌の役割


 健康な皮膚には、皮脂内膜に皮膚常在菌が分布しております。これらの善玉菌は脂肪分解酵素を出して皮脂を分解し脂肪酸を生成することで、皮膚のpHを弱酸性に維持しています。

 石鹸は弱アルカリ性だから善玉菌(皮膚常在菌)には良くないと勘違いされやすいのですが、石鹸で洗いはじめると、汚れを取り込む他に一部イオン化して弱酸性物質となり、皮膚表面に単分子膜として吸着し、代替(疑似)皮脂膜を形成するものがあります。弱酸性の合成界面活性剤でも石鹸でも善玉菌は悪玉菌と共に洗い流されるのですが、石鹸は善玉菌の増殖スピードが速いのが特徴です。

 たとえば、弱酸性の洗剤やその他の合成界面活性剤で洗えば、皮膚常在菌が全て洗い流されてしまい、復活するのに10時間以上を要します。さらに、殺菌剤(パラベン)や薬用の殺菌成分などが入っていれば、善玉菌は死滅してしまい、皮膚は病原菌や有害細菌に侵されやすくなり、元の善玉菌で護られた健康な肌に戻るのには相当な時間を要します。このように善玉菌は肌の弱酸性を維持する非常に重要な役割があり、保湿に深く関わっているのです。 

 

 

赤ちゃんも皮膚常在菌を増やして弱酸性に


  赤ちゃんの肌は、大人の肌と違いバリア機能が未熟で無防備です。大人の肌は、自分の皮脂の分泌によって皮脂膜(バリア)を形成します。さらに皮脂を栄養源にしてリパーゼを分泌する皮膚常在菌(善玉菌)が健康な肌にしてくれますが、赤ちゃんの肌には善玉菌がほとんどいません。そのために有害細菌に感染しやすい肌になっているのです。 だからといって赤ちゃんの肌を殺菌作用のあるベビー用のボディソープ(合成界面活性剤)で洗うことは、有害な悪玉菌だけでなく、わずかにある善玉菌までも殺菌してしまうことになります。その結果、スベスベでぷくぷくした赤ちゃんの肌は、大人の肌のように滑らかさを失うことになるでしょう。ピュアポタッシュで洗うと、わずかにいる善玉菌が増えるため、善玉菌が弱酸性のバリアをつくって、アレルゲンや有害細菌から赤ちゃんの肌を守ってくれます。

 

ピュアポタッシュ™で洗った肌に7つのメリット


 カリ石鹸の皮膚柔軟効果で、固くなった踵や踝までやわらかく、全身モチモチ肌に!

 洗うだけで生体成分同様の保護膜が再生され、肌の水分蒸散をブロック!

 バリア機能を補完しアレルゲンの侵入をブロック!

 NMF(天然保湿因子)を増強し、肌の内部を保湿!

 弱アルカリ性のため肌の善玉菌にやさしくpHを維持し、健康な弱酸性肌に!

 自然治癒力によるターンオーバー正常化で肌のくすみ改善!
 固形石鹸や洗顔料に比べてすすぎが早いためすすぎ残しや水道水中の塩素の影響が最小限に!